事件を起こせば被害者が生じる事がほとんどです。
被害者の方達からしたらオコガマシイ存在の情状証人。
特に被害者の方の怒りがおさまっていない場合、厳刑に処してもらおうという気持ちでいるものです。
その邪魔をするのが情状証人です。
恋人や家族が立つ場合がほとんどです。
まぁ、理解者であり、味方であれば誰でもいいのですね。
家族だって、恋人だって親友だって、もちろん更正してもらいたいの気持ちはあると思います。
でも、減刑を願うのは、愛や情です。一家の大黒柱を失えば、崩壊の危機に直面するかもしれません。
誰からも必要とされていないという人間はいません。
「早く帰って来てもらいたい」
それも身近な人達からしたら、本音です。

ズバリ、減刑のポイントは
「被告が社会にとって如何に必要か」
です。

つまり、先に例を出した、一家の大黒柱だった場合、その家族は被告の逮捕によって経済的に窮地に立たされた事になります。
1日でも早い社会復帰が望まれます。
もうひとつ例を挙げるならば、うちの元彼。
彼の両親は大変高齢でした。40歳を過ぎてからの子供だったため、もう年金もがっつりもらってるくらいの高齢でした。
そして、お父さんは、下半身不随でした。身体障害者手帳というものを持っていました。
これは家族にとって、彼を必要とする理由に十分事足りています。

情状証人は、彼がどれほど自分にとって必要か、という事を語る必要があります。
しかもかなり熱弁をふるう必要があるのですよ。

あっしは、検察官に怒られ、雰囲気に絶えられず、泣きじゃくって何言ってるかわからなかったと思います。
自分でも、自分の病気の事、自分の両親でさえ理解してくれなかった病気を、他人である彼が理解してくれていた事、だから彼が必要だという事を話しました。
実はその時、あっしはもう別れると決意していました。
これが終われば、別れよう、くらいに思っていました。

それが見透かされたのかもしれません。
裁判官も人の子だと思っていましたが、裁判官は毎日色んな人を見ています。嘘くらい、わかるのでしょうね凹

ちなみに、情状証人は公判までに1度、弁護士と練習します。打ち合わせです。全国的に弁護士が足りていない昨今、私選だろうが国選だろうが、ひとつの事件だけを持っているわけではありません。
被告側の人間からしたら、1度きりの簡単な打ち合わせでは足りない、職務怠慢だという意見も、しょっちゅう耳にします。
でも、ぶっちゃけ、どんなに打ち合わせしても、あの雰囲気の中、打ち合わせどおりに淡々と出来る人なんて、滅多にいないと思います。
だから、忙しい中では、弁護士さんも1度で打ち合わせは十分だと思っているのではないでしょうか。

これから情状証人に立たれる方は、自分の気持ちに正直に、素直な気持ちで話をすれば良いと思います。
平常心でいられるよう、覚悟して行ってらっしゃいませ。